踵単皮(あくとたび)

踵単皮(あくとたび)

¥48,400 税込
「あくと」はかかとを意味します。
普段は踵部のパーツを踏んで履くことで、いつでも脱ぎ履きが楽にできるようになっています。
踵部は柔らかい一枚革でできているので、基本は普段踏んで履いていただき、車の運転などで必要なときに上げてもらうように想定して製作しました。
東北地方の伝統的な藁沓で、アクトシベという履物があります。
藁で作った短靴で、冬に雪道を歩くのに適した履きものとして資料も残っています。
この藁沓はアクトシベやアクトヅキノシベ、ハコシベとも呼ばれ、ここからアクトを名前につけるようにしました。
ちなみにシベというのは秋田県で雪沓のことをシベ、スベ、シンベなどと呼び、スリッパ型の藁沓のことを指します。
モロッコには伝統的な履物でバブーシュという踵を踏んで履く履物があり、暑い地方と寒い地方で伝統的に作られた履物が似た形状になっているのがとても興味深いですね。
日本の生活に欠かせない脱ぎ履きという行為そのものを肯定するデザインとして考えました。非常に使い勝手の良い形でお勧めです。

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